nunotech

桐生布テク協会

目的・背景

目的

  • 桐生の織物産業を「伝統文化の継承」という観点で捉えるだけでなく、
    未来の生活へと繋がる産業」としても捉えることにより、
    独創的な技術を有する地元企業との新たな商品開発をプロモートします。

  • 地域コミュニティブランド「nunotech」の普及を目指した活動を推進します。

  • nonotechプロダクトの流通網「NUNOplat」を構築、運営します。
    NUNOplatは、プロダクトの管理、販売機能を提供します。

  • 桐生地域でこれまでに展開されてきた、伝統文化の森プロジェクト、
    地方の元気再生プロジェクト、地域情報化番組(FM桐生・サイマルラジオ)などを
    通じて創り上げられたコミュニティとの連携を図ることにより、桐生地域における
    コミュニティビジネスを創発し、それによる街づくり、町おこしを推進します。

  • 他地域との広域連携を視野に入れた展開を図ります。

プロジェクト


背景

■ 歴史ある織物産業

群馬県桐生市

 群馬県桐生市は、1300年以上の長きにわたり織物を中心に発展してきた「織物の町」です。特に、明治から昭和中期までは、日本の近代化の過程において、桐生の織物産業が大きな役割を果たしてきました。


■ 衰退と明るい兆し

歴史ある織物産業

歴史ある織物産業

歴史ある織物産業

 しかしながら、中期以降は、服装の多様化、バブル崩壊、生産拠点の海外転移などの要因によって、その生産量は激減し、衰退の一途を辿っています。

 一方で、明るい兆しも見え始めています。これまでの絹織物に代表される和装は、総生産量の10%程度であり、その多くは婦人服地やインテリアなどが占めるようになりました。 近年、桐生の繊維製品は、独自のアイデア、技術力などを活かした商品開発が徐々に増え、服飾だけでなく、インテリア、寝具、雑貨、日用品など商品の多様化が進められています。

 桐生の織物産業は、製糸、染め、織り、縫製などの製造過程において、高い製造技術力を有しているものの、企業ブランドとしての知名度の低さ、各地に点在するデザイン力や企画力との結びつきの弱さ、流通や販売力の脆弱さに起因して、本来の潜在能力を十分に生かしきれていないと考えています。

■ 桐生布テク協会が目指すこと

 そこで、織物の町桐生の地域コミュニティブランド「nunotech」の名の下に、技術力・デザイン力・企画調整力を相互に繋げることによるシナジー効果で、この地域ならではの新たな商品開発を促進するとともに、地域コミュニティブランド「nunotech」の販売ネットワーク「NUNOplat」を構築することにより、ブランド商品の販売促進をサポートし、ブランド力の浸透・普及を図っていきます。
 このような桐生の地域コミュニティブランド「nunotech」を生み育てることで、桐生や他地域の潜在パワーを相互に繋げ、ブランド価値を高めるとともに、桐生の織物産業を元気にすることを目的としています。


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